感情を解剖する


「感情」は心の問題や気持ちとして捉えられていますが、

解剖してみれば実際は「感覚」です。

 

 

ここでは「怒り」を例にしてみます。

 

 

腹立つ!!私は怒っている!!と感じたとき、

実際に、おなかのあたりが固くなって「立つ」感覚があったり、

 

あたまきた!!と感じたとき、

頭に血が、氣が、のぼってカーッと熱くなったり。

 

なんかムカつく、と感じた時、

胸のあたりにもやもやとした重たいものがあったり。

 

 

感覚として、そういうものが生まれた状態をが

「怒り」と名付けられているのです。

 

 

「痛み」と同じように、

「怒り」についてのストーリーを一旦横に置いて

ただの、「今ここにある感覚」としてそれを感じてみると、

そこには、 豊かな感覚があるのに気づきます。

 

 

タイムリーに怒っている人は、どうぞお試しあれ。

(もちろん、他の感情でも同じように解剖することができます)

 

 

 

 

今、どこにどんな感覚がありますか?

 

スキャニング】を参考にして解剖してみましょう。

 

じっくりと観察していると、

知らない間に感情も変化しているのではないでしょうか。