「感情」は心の問題や気持ちとして捉えられていますが、
解剖してみれば実際は「感覚」です。
ここでは「怒り」を例にしてみます。
腹立つ!!私は怒っている!!と感じたとき、
実際に、おなかのあたりが固くなって「立つ」感覚があったり、
あたまきた!!と感じたとき、
頭に血が、氣が、のぼってカーッと熱くなったり。
なんかムカつく、と感じた時、
胸のあたりにもやもやとした重たいものがあったり。
感覚として、そういうものが生まれた状態をが
「怒り」と名付けられているのです。
「痛み」と同じように、
「怒り」についてのストーリーを一旦横に置いて
ただの、「今ここにある感覚」としてそれを感じてみると、
そこには、 豊かな感覚があるのに気づきます。
タイムリーに怒っている人は、どうぞお試しあれ。
(もちろん、他の感情でも同じように解剖することができます)
★
今、どこにどんな感覚がありますか?
【スキャニング】を参考にして解剖してみましょう。
じっくりと観察していると、
知らない間に感情も変化しているのではないでしょうか。
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